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環境考察―BF・六武・ダンディ・天使

遊戯王を復帰して早一年以上が経過しました。



【アンデライロ】にメタを張った【次元エアトス】。【インフェルニティ】にメタを張った【旋風BF】。


とても遊戯王らしい明確なメタです。





さて、今期はどうでしょうか。


【BF】、【六武衆】、【ダンディ】、そして【天使】。



驚く事に明確なメタが定まっていません。


何故ならこれらのデッキはどれもが非常に強力であり勝ちパターンがそれぞれに備わっていて、アドバンテージを能動的に取りに行く事が出来ます。つまりどれも強いと言う事ですね。






とても面白い環境だと思います。今やらないと勿体無い程に。


この熾烈なメタゲームを1つ1つのデッキに分けて考察して行こうと思います。


いざ書いてみたら1つで約8000字数以上にも及んでしまい、とても一回では4つ全てを書ききれる文章量では無かったので数回に分ける事にしました。


誤字脱字がありましたら申し訳ございません。








Ⅰ.ダンディ系




1.構築の変化



環境一次から次へと構築が変化しているデッキであり、その時のメタに合った構築になっています。


海外から出たアーキタイプである【クイックダンディウォリアー】。

syelu-QUCKDR_20101217202727.jpg





そしてよりシンクロにアクセス可能とした《リミット・リバース》採用のタイプ。


六武を見越した《鳳翼の爆風》採用型。


モンスターも環境により様々なカードが採用されています。
《クイック・シンクロン》に始まり《スノーマン・イーター》《邪帝ガイウス》《カオス・ソーサラー》《ゾンビキャリア》など。


ここまでデッキが変化していくのは大変面白いと思います。


ここまで形を変えても尚、環境に残り続けているデッキという事は、それだけこのデッキが強力であるという事を示している何よりの証拠では無いでしょうか。





2.シナジー




シナジーという観点から見るとこのデッキの右に出るデッキはありません。


言わずとも知れた《ローン・ファイア・ブロッサム》《ダンディライオン》からの展開パターン。


《BF―極北のブリザード》以上の働きをする《デブリ・ドラゴン》


墓地を肥やし次ターンへの可能性を広げる《ライトロード・ハンターライコウ》

どれを取っても一級線です。




「魔デッキで終わる」「連鎖除外で終わる」と今でも安易に考えている方は確実に痛い目に合います。


勿論自分も幾度となく強力な展開の前に屈しました(笑)





3.《真六武衆―シエン》



《真六武衆―シエン》を阻止するためにBFが四苦八苦していますが、ダンディ系はシンクロへのアクセスが余りに多彩で簡単に咎められるデッキではありません。


《真六武衆―シエン》を出させないで勝つ事に比重を置いているのが【BF】や【六武】であるのに対し、このデッキは出た後に《ブラック・ローズ・ドラゴン》を中心とし対処する事に比重を置いています。



また、メインからの《パペット・プラント》で《キラー・トマト》《ローンファイア・ブロッサム》《クリッター》から経由する事により間接的な初手率を【BF】の3枚積みよりも上げ、《六武衆の理》が投入されていないメイン戦から《真六武衆―シエン》に対応出来る構築も考えられます。





4.デッキの強み




このデッキの強さの核である《フォーミュラ・シンクロン》は環境や構築に非常にマッチしており、《ブラック・ローズ・ドラゴン》《氷結界の龍トリシューラ》へのアクセスを容易なものとします。


syelu-f.jpg

六武を見据え各デッキで《神の警告》の採用率が上がりましたが、アドバンテージを得るシンクロモンスターを展開した時に《神の警告》で止めたとしても《フォーミュラ・シンクロン》を経由したアドバンテージは相殺された訳ではありません。


そして《フォーミュラ・シンクロン》を止めるプランはダンディ系にとってのリソースへのダメージは軽く、第2波、第3波が来る事はほぼ確定的です。


《フォーミュラ・シンクロン》でドローされる事をスルーし本命を《神の警告》で止めるのか、容易に展開出来る《フォーミュラ・シンクロン》自体を止めるのか。何れにしろ辛い選択を迫られてしまいます。



更にはアドバンテージに差をつける《貪欲な壷》《カオス・ソーサラー》、温存されているであろう《デブリ・ドラゴン》がハンドに高い確率で控えられています。



これらがダンディ系の強味であると思います。





5.新カード




13日に《TG(テックジーナス) ハイパー・ライブラリアン》というカードがリリースされました。



《TG(テックジーナス) ハイパー・ライブラリアン》
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在し、
自分または相手がシンクロ召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。




このカードによって《六武の門》に負けない程アドバンテージを得る勝ちパターンが新たに搭載されました。



(例)

《深海のディーヴァ》から《TG-ハイパーライブラリアン》を出し《ワン・フォー・ワン》コスト《ダンディライオン》
対象《グローアップ・バルブ》から《フォーミュラ・シンクロン》を2体出してシンクロ《アーカナイト・マジシャン》

これは少々オーバーな例ですが、3枚から4ドロー+アーカナイトカウンター×2+フォーミュラを作り出します。



勝ちですね。




しかし有利な事ばかりではありません。これを先出しされては返す事が基本シンクロである以上相手に効果を有効に使われる恐れもあります。


ミラー戦はそれが顕著に出ますので「早く出す構築にするのか」「シンクロに頼らず返せる構築にするか」などが構築する上での一つの鍵になると思います。





6.天使




【代行天使】というデッキは加須CSで優勝、札幌CSでも見かけた新しいデッキカテゴリーです。


そのデッキの最大の脅威となりうるのが《マスター・ヒュぺリオン》とこの《大天使クリスティア》。

syelu-C.jpg

このカードを早々に処理出来なければ特殊召喚に依存したこのデッキはゲームの負けを意味します。




《ライトロード・ハンターライコウ》《鳳翼の爆風》《ブラック・ホール》でデッキトップに移動させる事は比較的容易ですが次ターンも展開されては厳しい事に変わりありません。

メインやサイドの構築を見直す必要がありそうです。




7.サイド




何も出来ずに詰む要素がある《大天使クリスティア》が投入されている天使への対策を用意することは必須になるかと思います。


このデッキは墓地が絡むデッキですのでサイドカードが他のデッキより刺さる可能性が高い事も大きな重荷になります。



サイドチェンジ後不利になりやすいデッキはメイン戦を取る事がマッチ戦において重要です。


そう考えると天使へのメインからの対応策も考える必要がありますね。





サイドのオーバーチェンジに関しては昔から何度も記述して来ましたが、特定のデッキにしか働かないカードを投入しすぎてオーバーキルとも取れる過剰なサイド枠を取る事は、サイド対策が薄いデッキと当たった場合大変厳しい状況になりますので慎重な選択と入念な調整が必要とされます。

明確な弱点が存在するデッキは得に意識する必要がありますので死活問題となりえます。




簡単な例で説明しますとメタ外の【スキドレ次元】を踏んだとします。
【BF】の場合は弱点が少ないのでプレイングで対応可能ですが、【ダンディ】の場合は明確な弱点が存在しますのでサイドに有効な札が無い場合はプレイングが介入する予知も無く負ける場合もあります。

極端な例ですがこういう部分の事も表しています。現行のデッキで言えば六武やBF、天使を意識しすぎた余りミラーマッチの対策カードのスペースが無くなってしまった、という具合です。


できれば強力かつ幅広く使えるカードを採用したい所ですね。




結論は「メタを張っているからと言って過剰すぎるサイド枠は1枚足りとも作ってはいけない」という事です。


ダンディ系は墓地肥やしというランダム性が付き纏う落ちる要素のあるデッキですので、上記で上げたデッキの中で恐らくサイドの調整時間を最も必要とされるデッキだと思います。




8.各デッキへの相性




※あくまでもテンプレ構築同士の場合ですので構築やサイドの比重により変わります。

デッキ―メイン―サイド
旋風―○―△
六武―○―△
天使―△―△


落ちる要素有り、墓地利用、特殊召喚中心なので対策がされ易く対策しにくい。




9.まとめ




メインは十分に対抗出来るパワーがあります。

サイド後の不利をどれだけ埋められるかがこのデッキを使用する最大のテーマになるかと思います。



ダンディ系の様なシンクロ展開系を嫌う方もいますが「相手のハンドを読む」面から言えばBFミラー戦と何ら変わりありません。




どのデッキにも当て嵌まる事なのですが、大会で使用するつもりは無くとも使い込む事をお勧めします。




もしかするとダンディ側が展開した時の考えるタイミングで《神の警告》《月の書》《ゴッドバードアタック》のどれが伏せられているのかを悟られてしまい、それが1セット負けるゲームの敗因に繋がっていた、なんて事は避けたいですね。

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( 2010.12.17 ) ( 考察 ) ( COMMENT:1 ) ( TRACKBACK:0 )
コメント

とても勉強になります
細かい説明でわかりやすいです

( by : 織田サンタ * URL ) ( 12/27 - 07:59 ) ( 編集 )

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