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ジャッジング『遅延の判断について』

遅延について質問が来たのでたまにはこんな話題を


予め冒頭に言っておきますが、ルール・罰則規定そのものの話題では無くジャッジングにおける遅延行為の判断についての内容です



遅延に関しては遊戯王に限らず他のカードゲームでも『〇〇で〇〇したら〇〇』という罰則における細かな判断を全てまでは示されていない。
そして遊戯王は特例中の特例で遅延に対しての明確な解答すらほぼ存在しない。


以下公式から遅延に関係がありそうな文章を抜粋


・常にスムーズなデュエル進行を心がけ、フェアなデュエルを心がける

・対戦相手に不快感を与えるプレイングは行わない

・故意ではなく、不必要に長い時間をかけたプレイをした
罰則:注意
この違反により、マッチの結果に影響があった場合、ジャッジの判断により罰則を追加することかできる

・故意に、不必要に長い時間をかけたプレイをした
罰則:マッチの敗北


これしか無い。何とも抽象的


MTGでは公式にジャッジのランクを決め、技術的且つ経験的に遅延行為を判別出来る資格を得る


しかし遊戯王に比べれば、ジャッジングやルール・罰則規定の土台がしっかり洗練されているのでゲーム上、運営上において全く問題は無い


遊戯王は大変有名だが大変ユーザーに不親切なカードゲーム


当然そんなシステムは無いしこれから出来る可能性も無い


更にはエクストラ勝利という『ルールを突いている』と正当化されたデッキまで存在する


ジャッジング、ルール・罰則規定共に改善は必要だと感じる





遅延を簡単に纏めると


・プレイスピードが遅い

・ブラフ

・故意

この3点がある。


■プレイスピードが遅い

「プレイスピードが遅い」事は悪質では無いが大会進行やゲームを妨げ、注意以上の対象になる。

プレイヤーは大会に出場する場合は極端な話、最低限のルールとスキルを身につけておく責務があると思う。

「自分は考えるのが遅いので仕方ない」で全て片付けられる訳は無いし、それだと全てにおいての言い訳が成立してしまうから。


しかしこれらはジャッジの主観的判断による。
慎重な判断が必要とされる。


■ブラフ

「ブラフ」は局面的に行動を遅くし、相手を翻弄する。
しかしこれは限定的だからこそブラフなのであり、毎ターン遅いのはブラフでは無く『遅延行為』に値する


そこで注意しなければならないのは、ブラフの場合ハンドや場が現在や次ターンの場において意味の無いカードだとしても全く問題は無いという事

たとえモリンフェン3枚のハンドと避雷針3枚の伏せで「考えます」と時間を置いてもそれは『遅延行為』では無く『ブラフ』として成立する


■故意


エキストラを見越した偽造的な遅延行為全般、インターバル中の時間稼ぎ、過度なシャッフル、必要以上な墓地や手札、エクストラの確認、サーチの対象を迷っているふりをして時間稼ぎをする、不必要なジャッジを呼ぶ行為等


中には大変悪質なケースもあるので厳重に判断しなければならない



■グレーゾーンの遅延のジャッジ介入


遅延にはグレーゾーンが存在する


エキストラになれば有利と読み、あと数分でエキストラ突入だとしたら相手ターンのチェーンから数秒の時間稼ぎを早々に開始するかもしれない


その為にジャッジはプレイヤーのハンドや場を確認し、技術的にゲームを判断しても良い権利が必要であると考えている(常にスムーズなデュエル進行を心がけ、フェアなデュエルを心がけるという観点からも)


そしてジャッジが判断したプレイより遅いのなら、一呼吸待った上で注意の呼び掛けが必要だろう。


そのジャッジのプレイスピードやスキル、対象プレイヤーのプレイスピードやスキルを考慮するのは言うまでも無いが、これは経験的に判断する。


たとえ思考時間が1分半であってもドローしスタンバイに5秒、メインに15秒、プレイに〇〇秒、バトルフェイズ…という場合、ハンドや場から考慮し、ジャッジの判断によってはゲームに介入するべきであると感じる


■遅延行為全てにおいて細かな罰則規定を決め過ぎると弊害も発生する


判断がこれ以上に無い位難しく大変な効果処理を必要とする複雑な場とハンドがあると仮定する


その場合はどうすれば良いのかというと、まずその場だけを見て「余りに複雑な状況なのでこの場から考え約〇分」と判断を下すのは少々早過ぎる


そうなる仮定の前ターン、もしくは前々ターンをも考慮しなくてはならないからである。


以前からのターンの積み重ねによりその大変複雑な場を形成したのか、唐突にその様な複雑な場になったのかによりジャッジの判断も柔軟に対応しなければならない。


プレイヤーは双方共に考えながら毎ターンプレイしていたのだから。



この辺りの内容までをルール・罰則規定として事細かく文章化するのは困難であり、且つそれによる弊害や危険性も伴う。

そんな時こそジャッジングの基準を明確に定める事が最善だろう。


■重複罰則

思考時間が長く大会進行に影響を及ぼしそうなプレイヤーがいると仮定する。


ジャッジが注意か警告を出そうと決めたとする。

そして時間を見た所3分を過ぎていた。


この場合処罰を重複させるのはプレイヤーを尊重したジャッジングとは言えない。

まず注意を促し、その後改めて違反行為に該当するのであれば警告以上を出すべきである(悪質と見なした場合は例外とするが)


それはプレイヤーがゲームに集中している余り、自分が違反になりそうな事をしている自覚が無い場合があるからである。


その後もアクションを暫く起こさないのであればそれ以上の罰則を下すべきである。


そのためにはジャッジは『長考しているゲームは常にある程度意識・把握しておく』必要性があると感じる


■プレイヤーと第三者の視点は違う


ゲーム中は第三者が考えるよりも驚く程早くプレイヤーにとっては時間が過ぎているし、更にはプレッシャーもかかっている。


それらを意識し総合的に判断する事が必要だと強く感じる。






結局コナミが一番良くない部分は、


・大会会場のルールに従う

という文章があるが故に細かいジャッジング、ルール・罰則規定を放棄しているのだと思う


ルール・罰則規定は全てのプレイヤーが確認しておくべき表の顔、そしてジャッジングはその同一線上でもあるし対処的な位置でもある言わば裏の顔と言えるのでは無いだろうか。

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( 2010.09.30 ) ( 考察 ) ( COMMENT:1 ) ( TRACKBACK:0 )
コメント

処理も込みで3分、って実際に妥当な様で難しいですよね。
少し考える必要がある場面だとギリギリになりやすいような。
相手にシャッフルを任せなくてはならない以上、サーチしたら逆にシャッフルで少しずつ遅延されたりしそうで嫌です。

その辺りが現場のジャッジに委ねられるのは正直緩くして貰えて助かる面もありますが、基盤が緩い為にジャッジが強く言いにくいだけでしょうか。
やはりルールの見直しをして欲しいものです。

( by : 磔闇 * URL ) ( 10/01 - 23:44 ) ( 編集 )

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